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MOXATH(モクサス)は、単なるもぐさ温度計ではありません

吸熱量を計算し、表示するMOXATH

もぐさ灸や電子灸など熱エネルギーを使う理学療法機器は、人体に熱エネルギーを与えて治療を行うものです。つまり、人体が吸収した熱エネルギーの大きさが最も大事です。MOXATHは、人体の吸熱量をシミュレーションして、一目で分かるように表示します。

人の体は暖かい。MOXATHのもぐさ台(もぐさを置いて火を付けるところ)は、プリヒート付き
もぐさ台の温度を30~40℃の範囲で希望する温度に設定できます。また、予測機能を使って計測中も血流のある人体と同様に体温相当をシミュレーションします。

画面表示 吸熱量・立ち上がり時間計測・最高温度計測

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画面構成について

パソコンとMOXATHの通信を始める

4. MOXATHが接続されているポート番号を選んで接続のボタンをクリックします。
ポート番号は、お使いのパソコンにより異なります。(他にCOMポートを使うドライバがインストールされていない場合、COMポートはMOXATHのCOMポート1つだけが表示されます。
正しく接続されるとボタンの名称が接続から切断に変わり、サウンドが出ます。
MOXATH本体のチャンネル1~5どれかの黄色いボタンを2回押すとグラフに燃焼カーブが表示されます。

記録時間・温度範囲などの設定

もぐさ台プリヒートの▲▼でもぐさ台の温度設定を1℃単位で変更できます。
チェックボックス”予測”をチェックすると計測中も人体の血流のようにもぐさ台を温めます。
グラフ表示上限温度
グラフ表示の上限温度を設定します。設定可能範囲は30~120℃です。5℃単位で変更できます。起動時は、70℃に設定されます。
グラフ表示下限温度
グラフ表示の下限温度を設定します。設定可能範囲は0~40℃です。5℃単位で変更できます。起動時は、20℃に設定されます。
計測開始待ち時間
MOXATH本体の計測ボタン(黄色いボタン)を1回クリックすると、該当チャンネルもぐさ台横の赤いLEDが点滅を開始し、もぐさ台の位置を示します。もう一度このボタンを押すと計測を開始しますが、このボタンを押した時から実際に計測を開始するまでの待ち時間を1秒単位で設定できます。設定可能範囲は0~5秒です。起動時は1秒に設定されます。
計測時間
計測時間を設定します。10秒単位で10秒から240秒(4分)まで設定可能です。計測時間が長くなるほど、計測間隔が広くなります。計測時間が20秒の場合、計測間隔は、0.1秒です。計測時間を240秒に設定した場合、計測間隔が1.2秒になります。
吸熱量計算閾値
皮膚の吸熱量をシミュレーションしています。この閾値を超えている間だけ、吸熱量を積算しています。吸熱量は(計測温度-閾値)×計測間隔、もぐさ台の比熱、部位による補正、もぐさ/電子温灸器などの補正を行って計算しています。
対面使用チェックボックス
教師と生徒など対面でMOXATHを使用する場合、このチェックボックスにチェックを入れると1チャンネルのスイッチで5チャンネルのもぐさ台の温度を計測し、1チャンネルの温度として記録します。同様に2チャンネルのボタンで4チャンネルのもぐさ台、3チャンネルは変更なし。4チャンネルのボタンで2チャンネルのもぐさ台、5チャンネルのボタンで1チャンネルのもぐさ台の計測を行い、ボタンの番号のデータとして記録します。

計測値の説明

各チャンネルの数値表示部
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薄いピンクの部分が最高温度(℃)表示です。
薄い水色の部分が、吸熱量をmJ(ミリジュール)で表示しています。
薄い黄色の部分は、もぐさ台の温度が吸熱量計算閾値を超えてから最高温度に達するまでの時間を秒で表示しています。
参照データ側も、計測側と同じ表示です。

データ保存とデータ読み出し

データ保存ボタン
MOXATH本体から受信したデータをパソコンに保存します。
参照データボタン
パソコンに保存されているデータを参照データとして画面に表示します。

標準燃焼カーブの表示とグラフの位置合わせ

動作モード
通常グラフ表示のバックは白色ですが、米粒大、半米粒大の燃焼カーブの許容範囲を緑(最適)、黄色(許容限度)、ピンク(不合格)と表示します。
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通常グラフ表示のバックは白色ですが、米粒大、半米粒大の燃焼カーブの許容範囲を緑(最適)、黄色(許容限度)、ピンク(不合格)と表示します。 SCREEN1
グラフの水平位置を調整
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